专利摘要:
いかなる手動または主観的な評価も必要とせずに、自動的な方式でディスプレイ装置から直接取得されたフィードバックを用いた、1つ以上のディスプレイ装置の画質合わせ(例えば、色補正および/または等化)が開示される。特定のディスプレイ装置に設けられたセンサは、自動的にディスプレイ装置のある特性を測定し、ディスプレイ装置への入力で画像処理プロセッサへの画質合わせ情報をフィードバックする。フィードバックに基づいて、画像処理プロセッサは、基準特性と一致するようにディスプレイ装置の特性を調整する。複数のセンサが複数のディスプレイ装置および画像処理プロセッサと共に用いられる場合、複数のディスプレイ装置の実質的に均一の表示特性および整合が可能である。
公开号:JP2011509604A
申请号:JP2010541505
申请日:2008-12-24
公开日:2011-03-24
发明作者:ジェイムズ・バーナード・ペアマン;ブランコ・ペトルヤンスキー
申请人:パナビジョン・インターナショナル・リミテッド・パートナーシップ;
IPC主号:H04N9-12
专利说明:

[0001] 本発明の実施形態は、ディスプレイ装置の画質合わせ又は画質調整(calibration)に関し、特に、画像均一性を取得するための、1つ以上のディスプレイ装置の自動モニタリングおよび画質合わせに関する。]
背景技術

[0002] 現代の電子ディスプレイ装置は、ブラウン管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマ、デジタル光処理技術(DLP)などのような様々な種類の技術を利用している。同一の入力信号を与えられると、これらのディスプレイのそれぞれは、表示された画像がどのように生成されるかの基本的な違いにより、異なる「色温度」、ホワイトポイントおよび色彩バランス(色彩特性)を生成することができる。さらに、それらが同一の一群の生産ディスプレイから生成されたとしても、組立許容範囲、材料バラつき、環境効果(例えば、温度、湿気)およびコンポーネントの老朽化は、同一の技術の2つの異なるディスプレイ装置上の異なる画像色特性において生じる可能性がある。]
[0003] 色彩特性のこれらの差分のために、均一で所望の色彩特性を取得するということは、常に克服するべき難問であった。所望の色彩特性を取得するためにディスプレイ装置を調整するという問題が、単一のディスプレイ装置に適用可能である一方で、その問題は、多重ディスプレイ装置が正確な色合せが所望されるより大きなディスプレイを形成するために相互に用いられる場合により一層深刻になる。]
[0004] マルチディスプレイソリューションは、大画像および映像プレゼンテーションのためにますます一般的になっている。例えば、多重ディスプレイは通り掛かりの人に見られることを意図した大型ディスプレイを形成するために用いられてもよく、各々のディスプレイは全体的な画像の一部のみを表示する。極めて薄いベゼルは、それらの間の非常に小さくかつほとんど継ぎ目のないギャップのみで、多重ディスプレイ(画像合成)を連結することを可能にする。多重ディスプレイ装置も、フライトシミュレータ、「仮想の」会議室、および「サラウンド」型ゲームおよび娯楽装置などのように「没入型の」効果を生成するために視聴者を取り囲むように用いられてもよい。さらに、各ディスプレイが芸術的効果のための同一の画像、または機能的および/または審美的な目的のための完全に異なる種類の画像を表示する場合(例えばテレビニュース放送の背景において同時に表示される複数のテレビジョンチャネル)には、多重ディスプレイが相互に用いられてもよい。]
[0005] 図1は、多重ディスプレイシステムの色合せの前述の問題を表す単純な典型的な2つのディスプレイ装置システム100を図示する。図1において、入力画像102は、2つの分離した画像104および106へ分割され、2つの分離したディスプレイ装置108および110上にそれぞれ表示することができる。但し、上述された差の1つ以上により、ディスプレイ装置110にはディスプレイ装置108(斜線の画像110として図1において表示される)とは異なる色彩特性があってもよい。] 図1
[0006] いかなるディスプレイ装置も非線形系として閲覧することができ、該非線形系はモデル化するのが困難になりえる。したがって、所与の入力信号に関するディスプレイ装置の正確な色彩挙動は、予測するのが困難になりえる。各々のディスプレイ装置の非線形性は、さらに2台のディスプレイ装置間の色彩の差を強調する。]
[0007] 人間視覚システム(HVS)が色彩と強度差とに非常に影響を受けやすいことが示されている。訓練されていない観察者でさえ、多数のテレビが展示されていて、同一の画像を表示している可能性のある家電量販店などにおいて、同一の画像を表示する隣接したモニタ間の色差に容易に気づくことができる。したがって、色差の等化は、ディスプレイ装置メーカおよび1台以上のディスプレイ装置を設定し、維持し、利用する者の両方にとって重要である。]
[0008] 個別のディスプレイ装置間の伝達関数の差を補正するために、各々のディスプレイ装置の正確な伝達関数が知られている。但し、各々のディスプレイ装置の伝達関数を決定することは、複雑で多くの場合非実用的である。さらに、ディスプレイ装置の特性が各種パラメータ(例えば時間、温度)とともに変化するので、ディスプレイ装置の伝達関数は、一定ではなく、むしろそれらのパラメータの関数である。]
[0009] 色補正および/または等化を実行するための従来の1つの方法は、常にモニタリングを行い、所望の色温度が達成されるまで、複数のディスプレイのそれぞれについて手動で調整し、また、多重ディスプレイ装置の場合は、観察者がディスプレイ間の色差を知覚することができなくなるまで調整する。但し、これは手間がかかり、かつ退屈で、気力をくじく作業である。操作者はディスプレイ装置にセンサを繋ぎ、更にそのセンサを測定装置に接続し、読み取り作業を行い、手動で色彩を補正した後、修正により思い通りの効果が得られたかどうかの検証をする必要があった。]
[0010] 単一のディスプレイ装置について色彩特性を調整するための別の従来の方法は、ディスプレイ装置への入力に補償装置を挿入することである。画像処理プロセッサなどのような補償装置は、個別のディスプレイ装置間の伝達関数の違いを補正する。]
[0011] 図2は、デジタルビデオソース200とディスプレイ装置204との間につながれた典型的な画像処理プロセッサ216を図示する。画像処理プロセッサ216は、一連の処理ステップ(ガンマ、彩度、ゲイン、コントラスト、ブランキングレベル調整、オフセットなどのようなパラメータの調整)の実行により、デジタル出力信号202を調整する。とりわけ、画像処理プロセッサ216は、参照比色定量と一致するようにディスプレイ装置の色彩を調節することができる。] 図2
[0012] 画像処理プロセッサ内で利用された1つの従来処理ステップは、いわゆる三次元(3D)のルックアップテーブル(LUT)の利用である。入力ビデオ画像データは、特に3DLUTに特有のビデオ画像特性を有する出力映像データを生成するために3DLUTに適用することができる。例えば、3DLUTは、デジタル映像信号に、ある量の色補正を適用するために用いることができる。]
[0013] 図3は、典型的な3DLUT300をグラフに表している。用語「3D(3次元)」は、赤色(R)緑色(G)および青色(B)を表現する3つの観察軸が用いられていることに由来する。例えば、図3において、色彩RはX軸に沿って表現され、色彩Gはy軸に沿って表現され、色彩Bはz軸に沿って表現される。カメラからのデジタル出力信号は、1つの色彩当たり10ビット(1024の値)の解像度を備えており、例えば、3つの色彩について完全な表の生成は、1024×1024×1024エントリ、すなわち10億以上のエントリを含む表になる。実用化に当たっては、3DLUT300は、17×17×17エントリ、すなわち5000未満のエントリでより低い解像度表で構成されてもよい。各エントリは、各々の色彩R、G、およびBに対して値x’、y’およびz’の3要素を含んでおり、x’、y’およびz’は、それぞれ例えば0から1023(10ビットの値)までの範囲である。] 図3
[0014] 各々の色彩R、GおよびBに対する実際の10ビットのデジタル出力信号値x、yおよびzが、それぞれ、3DLUTに適用される場合、x、y、およびzは0から1023までの範囲であり、3DLUTは修正されたデジタル出力信号値x’、y’およびz’を生成する。但し、3DLUTがより低い解像度表(例えば1024×102×1024の代わりに17×17×17)である実施形態において、正確なx’、y’およびz’値を取得するために3DLUT内のエントリ上で画像処理プロセッサが外挿法を実行してもよい。]
[0015] 図4は、(空間または時間のフィルタリングまたは処理とは対照的に)画素単位上で画像処理を実行するために典型的な画像処理プロセッサ内で実行される一連の処理ステップを図示する。図4の例において、nビットのR、GおよびB信号x、yおよびzで構成されたオリジナルのデジタル出力信号400は、3DLUT402に供給され、該LUT402は、色変換を実行するために利用され、上述されたように修正されたデジタル出力信号値x’、y’およびz’を生成してもよい。色彩に変換されたデジタル出力信号は、その後、一次元(1D)のLUT404に供給されてもよく、該LUT404は、ゲイン調整、黒レベル調整またはガンマ変換などのような多くの目的のために用いられてもよい。なお、1DのLUT404は画像処理プロセッサが単に画像の強度を調整した場合に必要とされるのみの処理ステップであってもよい。] 図4
[0016] 次に、デジタル出力信号は、ガンマ(ゲイン)処理ブロック406においてガンマ変換され、その後、別の色彩(すなわち色彩のミクシング)で1つの色彩の意図的なクロスコンタミネーションを実行し、ゲイン、彩度などを調整することができるマトリックス408に供給されてもよい。その後、デジタル出力信号は、画像の彩度を変更するために彩度処理ブロック410に、その後付加的な色相変換を実行するために別の一次元(1D)のLUT412に供給されてもよい。すべての画像処理ステップの結果は、修正されたデジタル出力信号値x”、y”およびz”である(参照符号414を参照)。]
[0017] 上述された画像処理プロセッサが単一のディスプレイ装置の色彩特性を調整するのに適している一方で、上述された画像処理ステップへのいかなる調整も、ディスプレイ装置自体の出力からのいかなる自動フィードバックの有益性がなく実行される。さらに、上述された画像処理ステップによって実行されたいかなる色補正も、他の任意のディスプレイ装置、または好ましい比色定量の基準ゲージに対する考慮なしで実行される。]
発明が解決しようとする課題

[0018] したがって、いかなる手動または主観的な評価も必要とされずに、ディスプレイ装置から直接取得されたフィードバックを用いて、自動的な方式で1つ以上のディスプレイ装置の画質合わせを実行する必要がある。]
課題を解決するための手段

[0019] 本発明の実施形態は、いかなる手動または主観的な評価も必要とせずに、自動的な方式でディスプレイ装置から直接取得されたフィードバックを用いて、1つ以上のディスプレイ装置の画質合わせ(例えば、色補正および/または等化)を実行することに関する。特定のディスプレイ装置に設けられたセンサは、自動的にディスプレイ装置のある特性を測定し、ディスプレイ装置への入力で画像処理プロセッサへの画質合わせ情報をフィードバックする。フィードバックに基づいて、画像処理プロセッサは、基準特性と一致するようにディスプレイ装置の特性を調整する。複数のセンサが複数のディスプレイ装置および画像処理プロセッサと共に用いられた場合、複数のディスプレイ装置について、実質的に均一の表示特性および整合が可能である。]
[0020] 達成されてもよい画質合わせは、デジタル映像信号の色彩、輝度修正および他の種のデジタル画像(例えば、デジタル写真からの画像)を含む。画質合わせは、各々のディスプレイ装置により多重ディスプレイ装置上に達成されてもよく、この場合各ディスプレイ装置は、(1)全体的な画像の一部のみ、(2)芸術的効果のための同一の画像、または(3)機能上のおよび/または審美的な目的のための完全に異なる画像(例えば、テレビニュース放送の背景において同時に表示されている複数のテレビジョンチャネル)を示す。さらに、特定の基準ディスプレイ特性に維持されるように単一のディスプレイについて画質合わせをすることができる。]
[0021] 入力画像の異なる一部を表示する装置を含むマルチディスプレイ装置システムにおいて、デジタル入力画像は、画像スプリッタによってNビットストリームにまず分割される。各ビットストリームは、異なる画像処理プロセッサに供給され、修正されたビットストリームを生成する。各修正されたビットストリームは、完全な画像であるデジタル入力画像の少なくとも一部を表すものであり、異なるディスプレイ装置に供給される。各々のディスプレイ装置に設けられたセンサは、ディスプレイ装置の特定の画面表示特性を測定し、そのディスプレイ装置に設けられた画像処理プロセッサへフィードバック情報を送信する。画像処理プロセッサは、その後、フィードバック信号に従ってその3DLUTを変更する。]
[0022] 画像処理プロセッサが、受信したデジタル画像データを画像処理する通常モードである場合、該画像処理プロセッサは、デジタル画像データを受信するためのデジタル画像入力を有する。画像処理プロセッサ内には、テスト信号発生装置設けられており、画像処理プロセッサが画質合わせのために用いられている場合において、デジタル試験パターンを自動的に生成する。多くのフレームに亘り、1つ以上のテストパターンが、1つ以上の画素に提示されてもよい。デジタル画像入力またはテスト信号発生装置、またはそれらの組み合わせを、画像処理ブロックによって処理することができる。内部画像処理ブロックの出力は、デジタル画像出力を介して画像処理プロセッサから外へ送信される。外部センサに連結可能なフィードバック入力ポートは、内部画像処理ロジックにディスプレイ装置の一部の画面表示特性を表わしたものを提供するために用いることができる。ディスプレイ装置によって生成された変更を修正する「補正」用3DLUTを計算するために、内部画像処理ロジックは、フィードバック入力からの画面表示特性と、テスト信号発生装置からのテスト信号とを比較することができる。]
[0023] センサは、ディスプレイ装置の可視領域において、ディスプレイ装置の一部の前に配置されるか、またはディスプレイ装置のベゼルにおいて隠されてもよい。センサが可視領域において配置される場合、センサは丸みを帯びた外観を有するディスプレイ装置の末端の隅に配置されてもよい。センサは、離散的で、ディスプレイの前面へ接続され、配線を介して接続されてもよく、または、ベゼルまたはベゼルの背後に統合されてもよい。その代わりに、例えば、センサは、はめこみ型のレンズを用いて、ディスプレイの一部に焦点を当てる遠隔センサであってもよい。この実施形態は、ディスプレイ装置から遠隔の位置でセンサをすべて配置することが好都合である、大型の競技場スタイルのディスプレイ装置において有用である。]
図面の簡単な説明

[0024] 多重ディスプレイシステム内の色合せの問題を表す単純で典型的な2つのディスプレイ装置システムを図示する。]
[0025] デジタルビデオソースとディスプレイ装置との間で接続された画像処理プロセッサを含む典型的なデジタルビデオシステムを図示する。]
[0026] 典型的な3DLUTを図示する。]
[0027] 画素単位上で色相変換を実行するための画像処理プロセッサ内で実行される一連の典型的な処理ステップを図示する。]
[0028] 本発明の実施形態によるマルチディスプレイ装置システムを図示する。]
[0029] 本発明の実施形態による典型的な画像処理プロセッサを図示する。]
[0030] 本発明の実施形態による典型的なシステム環境内の画像処理プロセッサを図示する。]
[0031] 本発明の実施形態によるディスプレイ装置上の典型的なセンサの位置を図示する。]
[0032] 本発明の実施形態による画像処理プロセッサの典型的なハードウェアブロック図を図示する。]
実施例

[0033] 以下の好適な実施の形態において、その一部をなす添付の図面が参照され、本発明を実施できる特定の実施形態が実例として示される。他の実施形態を用いてもよいことは理解されるべきであり、構造の変化は、本発明の好ましい実施形態の範囲から逸脱せずになされてもよい。]
[0034] 本発明の実施形態は、いかなる手動または主観的な評価も必要とせずに、自動的な方式でディスプレイ装置から直接取得されたフィードバックを用いて、1つ以上のディスプレイ装置の画質合わせ又は画質調整(例えば、色補正および/または等化)を実行することに関する。特定のディスプレイ装置に取り付けられたセンサは、自動的にディスプレイ装置のある特性を測定し、ディスプレイ装置への入力で画像処理プロセッサへの画質合わせ情報をフィードバックする。フィードバックに基づいて、画像処理プロセッサは、基準特性と一致するようにディスプレイ装置の特性を調整する。複数のセンサが複数のディスプレイ装置および画像処理プロセッサと共に用いられた場合、複数のディスプレイ装置について、実質的に均一の表示特性および整合が可能である。]
[0035] 本発明のいくつかの実施形態は、デジタル映像信号の色補正に関して説明されているが、本発明の実施形態は、他の種の補正(例えば輝度)および他の種のデジタル画像(例えばデジタル写真からの画像)に適用可能である。]
[0036] 更に、本発明のいくつかの実施形態は、全体的な画像の一部のみを表示するディスプレイ装置を複数備えた多重ディスプレイ装置に関して説明されているが、本発明の実施形態は、芸術的効果のための同一の画像を表示するディスプレイを複数備えた多重ディスプレイ装置、または機能的および/または審美的な目的のための完全に異なる画像(例えばテレビニュース放送の背景において同時に表示されている複数のテレビジョンチャネル)を表示するディスプレイを複数備えた多重ディスプレイ装置に適用可能である。]
[0037] さらに、本発明の実施形態は、特定の基準ディスプレイ特性が維持される単一のディスプレイにも適用可能である。例えば、ディスプレイ画質合わせシステムは、ディスプレイが劣化するにつれて経時的に特定の基本色特性を維持するために単一のディスプレイ装置に組み込むことができる。別の例において、DVDは一般にディスプレイの特定タイプ(例えばプラズマ)のための基本となるので、別の種のディスプレイ(例えばLCD)上で再生された時DVDが所望の色彩特性を生成することを保証するために、自動的にDVDからの色彩を測定するために本発明の実施形態による画質合わせシステムを用いることができる。DVDはそれ自身色彩の測定のためのテストパターンを有していてもよい。そのような実施形態において、テスト信号発生装置は必ずしも必要ではない。]
[0038] 図5は、本発明の実施形態によるマルチディスプレイ装置システム500を図示する。デジタル入力画像502は、画像スプリッタ506によってNビットのストリーム504にまず分割される。画像スプリッタ506は、当業者によく知られており(例えばクワッドスプリッタ)、さらに論じられることはない。N個のディスプレイ装置508が入力画像502の異なる一部を表示する場合のみ、画像スプリッタ506を必要とする。すべてのディスプレイ上で同じ画像が表示される場合、画像スプリッタ506は分配増幅器と置換される。各ビットストリーム504は、異なった画像処理プロセッサ510に供給され、修正されたビットストリーム512を生成する。各修正されたビットストリーム512は、完全な画像であるデジタル入力画像502の少なくとも一部を表すものであり、異なるディスプレイ装置508に供給される。各々のディスプレイ装置508に設けられたセンサ514は、ディスプレイ装置の特定の画面表示特性を測定し、そのディスプレイ装置に設けられた画像処理プロセッサ510へフィードバック情報516を送信する。画像処理プロセッサ510は、その後、フィードバック信号516に従ってその3DLUTを修正する。] 図5
[0039] 上述したように、画像処理プロセッサ510は、センサ514からの測定に基づき、表示された画像の画質合わせをする。発明の名称が「Generation of 3D Look−Up Table For Image Processing Device:画像処理装置のための3Dルックアップテーブルの生成」で、2007年3月7日に本願の出願人により出願された米国特許出願第11/715,772号明細書に開示された画像処理プロセッサと、画像処理プロセッサ510は機能的に同様である。その内容は、本願明細書の一部をなすものとする。画像処理プロセッサ510は、デジタル入出力(例えばDVIまたはSMPTE292インタフェース)を有し、1つ以上の3DLUTを記憶するために十分なメモリを有している。デジタルインタフェースは、例えば所定の空間的または時間的に表される位置にテストカラー信号を挿入することにより、デジタル画像の操作を可能にする。これらのテスト信号は、表示された画像の一部として表示し、センサ514によって測定することができる。画像処理プロセッサ510は、これらのテストパターンを継続的にまたは定期的に挿入することができる。テスト信号の頻度は、予測されるディスプレイの色彩特性の経時的な変化に基づくことができる。]
[0040] 図6aは、本発明の実施形態による典型的な画像処理プロセッサ600を図示する。図6aにおいて、画像処理プロセッサ600が、受信したデジタル画像データを画像処理する通常モードである場合、デジタル画像入力602は、デジタル画像データを受信する。デジタル画像データは、デジタル画像データを提供することができる、いかなるソースから受信されてもよい。] 図6a
[0041] 画像処理プロセッサ600内にはテスト信号発生装置604が設けられており、画像処理プロセッサが画質合わせ用として用いられている場合、デジタルテストパターンを自動的に生成する。例えば、l7×17×17の3DLUTが内部画像処理ブロック606内で生成される場合、テスト信号発生装置604は、17×17×17=4913の異なったx、y、zRGBの組み合わせを生成することが出来、それぞれは固有のテストパターンを表す。多くのフレームに亘り、1つ以上のテストパターンが、1つ以上の画素に提示されてもよい。デジタル画像入力602またはテスト信号発生装置604、またはそれらの組み合わせを、画像処理ブロック606によって処理することができる。本発明の実施形態において、内部に設けた画像処理ロジック606は、デジタルビデオストリーム620の特定部(例えば画素)にテスト信号発生装置604からのテストパターンを継続的にまたは特定の時点に挿入する。]
[0042] 内部画像処理ブロック606の出力は、デジタル画像出力612を介して画像処理プロセッサ600から外へ送信される。外部センサに連結可能なフィードバック入力ポート624は、内部画像処理ロジック606にディスプレイ装置の一部の画面表示特性を表わしたものを提供するために用いることができる。フィードバック入力ポート624は、外部センサから信号を受信するためのいかなる適切なインタフェース回路を含んでもよい。ディスプレイ装置によって生成された変更を修正する「補正」用3DLUTを計算するために、内部画像処理ロジック606は、フィードバック入力622からの画面表示特性と、テスト信号発生装置604からのテスト信号とを比較することができる。]
[0043] 画像処理プロセッサ600は、単一のディスプレイ装置への接続に適している単一の格納装置内に収容されてもよい。その代わりに、複数の画像プロセッサは、複数のディスプレイ装置への接続に適している単一の格納装置内に収容されてもよい。そのような実施形態において、単一のテスト信号発生装置は、複数の画像プロセッサの各々のためのテストパターンを生成してもよい。格納装置は、画像スプリッタまたは分配増幅器を必要に応じてさらに含むことができる。本発明の実施形態は、ディスプレイ装置自体に組み込まれた回路基板を含むことができる。]
[0044] 本発明のある実施形態において、センサは、最小の1つの三色画素の出力を読み取って定量化し、画像処理プロセッサへ戻す結果を伝送する、小さなCMOSまたはCCDセンサであってもよい。本発明の実施形態によるセンサは、表示されている画像の障害物を最小化するために1つ以上の画素のみを使用する、小さいサイズ(例えば、数ミリメートル四方のラインアレイ)であってもよい。そのようなセンサは、当業者によって十分に理解され、本明細書でさらに詳細には議論されない。]
[0045] センサは、ディスプレイ装置の可視領域において、ディスプレイ装置の一部の前に配置されるか、またはディスプレイ装置のベゼルにおいて隠されてもよい。センサが可視領域において配置される場合、センサは丸みを帯びた外観を有するディスプレイ装置の末端の隅に配置されてもよい。センサは、離散的で、ディスプレイの前面へ接続され、配線を介して接続されてもよく、または、ベゼルまたはベゼルの背後に統合されてもよい。その代わりに、例えば、センサは、はめこみ型のレンズを用いて、ディスプレイの一部に焦点を当てる遠隔センサであってもよい。この実施形態は、ディスプレイ装置から遠隔の位置でセンサをすべて配置することが好都合である、大型の競技場スタイルのディスプレイ装置において有用である。]
[0046] ある実施形態において、センサは分光計として機能し、光の波長を測定してもよく、および特にR、GおよびBを測定してもよい。他の種の測定は、輝度とグレースケールとを含むことができる。代替実施形態において、センサは、ディスプレイ装置のそれらの種のスペクトルグラフ特性を一致させるためのディスプレイ装置の特定の種の特性(例えばLCD、プラズマ、などに特有の特性)を測定してもよい。他の実施形態において、センサは、フラットであるまたはいくつかの既知の応答を有しているセンサの分光特性と共に、色ピクセルの強度を単に測定する。測定工程の間に、画像処理プロセッサは色彩(または色彩の組み合わせ)が1つ以上のテスト画素に送信されているという事前知識があるので、強度測定は単独で十分である。]
[0047] 図7は、本発明の実施形態によるディスプレイ装置上の典型的なセンサの位置を図示する。図7において、センサの感光面700は、テスト信号が表示される画素である、0ラインでの画素0を完全にカバーする。但し、一般に、ピクセルサイズは様々なディスプレイ装置に応じて変化することができ、センサは、隣接する画素の2つ以上の画素または少なくとも一部をカバーしてもよい。図7の例で、たとえセンサの感光面700が0ラインでの画素0上に完全に配列されても、0ラインでの画素1および1ラインでの画素0の一部も、感光面によって検出される。さらに、特にセンサがディスプレイ装置の前面上に手動で配置される場合、感光面700は必ずしも完全に画素グリッド上で配列するとは限らない。センサが1つ以上の意図した画素のみからテスト信号を読み取ることを保証するために、不要な画素を測定段階の間に解除することができる。例えば、図7において、画像処理プロセッサは、0ラインでの画素0内にテスト信号を挿入してもよく、同時に、0ラインでの画素1および1ラインでの画素0を解除してもよい(黒へと強制的に)。これは0ラインでの画素0で色彩のより正確な測定の結果として生じる。] 図7
[0048] フレーム内のテストパターンの空間位置は、センサの位置に依存する。例えば、センサがフレームの左上角の1つのグループの画素上に配置される場合、テストパターンはそれらの画素へ挿入される。センサは任意の位置でディスプレイ装置上に配置されてもよい、または単にディスプレイ装置の特定領域に一般に配置されてもよいので、テストパターンの空間位置を決定する方法が必要とされる。空間位置は、任意の実画像データを優先的に表示する自動テストパターン検出処理により決定することができる。1つの典型的な実施形態において、センサが白画素を検出するまで、画像処理プロセッサは、他の方法で黒のフレーム内の様々な位置に白画素を挿入することができる。]
[0049] 図6bは、本発明の実施形態による典型的なシステム環境内の画像処理プロセッサ600を図示する。図6bの例において、画像処理プロセッサ600は、デジタルビデオソース620の出力に接続され、該デジタルビデオソース620は、画像処理プロセッサのデジタル画像入力602にデジタル出力信号を提供する。デジタル画像入力602およびテスト信号発生装置604は、両方とも画像処理ブロック606に接続可能である。画像処理ブロック606からの出力は、その後、ディスプレイ装置622に接続されてもよいデジタル画像出力612で提供される。センサ626は、ディスプレイ装置622の一部をモニタリングし、フィードバック入力624を介して画像処理ブロック606にフィードバック628を提供する。] 図6b
[0050] ディスプレイ補正工程が実行されている場合、画像処理ロジック606は、自動的に、特定の位置でデジタル画像にテスト信号発生装置604からのテストパターンを継続的にまたは定期的に挿入し、ディスプレイ装置上に表示するためのテストパターンを含むデジタル画像出力データを生成する。このテストパターンは、センサ626によってモニタリングされているディスプレイ装置622上に、1つ以上の選択された画素で出現する。センサ626は、その後、それらの画素で検出された特定の特性(例えば色彩)を表わしたものを画像処理ブロック606に提供する。画像処理ブロック606は、フィードバック入力624での画面表示特性とテスト信号発生装置604からのテストパターンの画面表示特性とを比較し、2つの間の任意の差分に基づいて、画像処理ブロック内で保たれている「補正用3DLUT」のための最新のエントリを生成する。異なるテストパターンがデジタル画像へ自動的に経時的に挿入されるように、完全な補正用3DLUTが人間の介入なしで生成される。この補正用3DLUTは、その後テスト信号発生装置604によって生成された基準信号として実質的に同一の画面表示特性を生成するディスプレイ装置622において結果として生じる。複数のディスプレイ装置系において、各ディスプレイ装置はそのディスプレイ装置の特定の特性に対応する異なる補正用3DLUTを生成する。但し、各補正用3DLUTが同一のテストパターンに基づくので、各ディスプレイ装置は、実質的に類似した画面表示特性を生成する。調整されたディスプレイを備えた複数のディスプレイ装置により、実質的に一定の画面表示特性を備えた1つのより大型の画像内へと、分割画像を継ぎ目なく結合することができる。]
[0051] 上述されたように、このディスプレイ補正工程の間に、テストパターンはデジタル画像に挿入される。1つの色彩は一度にテストパターンにおいて用いられてもよいし、または複数のセンサが各々のディスプレイ装置のために利用される場合、複数の色彩を異なる画素のために用いることもできる。フレーム単位で、画質合わせや補正工程を実行する必要はない。むしろ、1つ以上の連続するフレームのためのデジタル画像に1つのテストパターンを挿入することができ、次いでテストパターンが挿入されない多くのフレームに該1つのテストパターンを挿入することができる。その代わりに、デジタル画像へ変化するテストパターンを継続的に挿入することができるが、表示された画像の周囲において、ディスプレイ補正処理のための指定したピクセル数が小さく、表示からさらに隠されてもよいので、テストパターンのこの挿入は、ユーザの視聴体験の大幅な低下をもたらすことはない。周波数およびテストパターンの数に依存して、ディスプレイ補正工程全体は数分どころか数時間かかる可能性がある。1つの実施形態において、テストパターン、1つのフレーム当たりの1つの色彩において、4096の異なる色彩を用いることができ、色補正処理は完了するために約2、3分間かかる可能性がある。ディスプレイ補正工程は、徐々に雰囲気のある時効効果のための根拠となるために定期的に実行されてもよいし、または主として差分を加工するための根拠となるために一回のみまたは不規則な間隔で実行されてもよい。]
[0052] 本発明のある実施形態において、画質合わせ処理はコントラストと輝度とを単に設定してもよい。この種の画質合わせにとって、黒および白ピクセルのみが必要とされる。他の実施形態において、画質合わせ処理は、組み合わせの任意数のためのR、GおよびBの量を調整してもよい。さらに別の実施形態において、画質合わせ処理はグレースケールを調整してもよい。]
[0053] 図8は、本発明の実施形態による画像処理プロセッサ800の典型的なハードウェアブロック図を図示する。図8において、1つ以上のプロセッサ838は、ブートコード、バイオス、ファームウェア、ソフトウェア、および図8の処理を実行するのに必要な任意のテーブルを記憶できる、読み取り専用メモリ840、不揮発性リードライトメモリ842およびランダムアクセスメモリ844に接続することができる。さらに、PC、記憶デバイスなどのような外部装置と通信するために、1つ以上のハードウェアインタフェース846がプロセッサ838およびメモリ装置に接続されてもよい。更に、1つ以上の専用ハードウェアブロック、エンジンまたはステートマシン848も、特定の処理動作を実行するためにプロセッサ838およびメモリ装置に接続されてもよい。] 図8
[0054] 図8の例において、ハードウェアインタフェース846は、センサからデジタル画像データ、テストパターンおよびフィードバック情報を受信してもよい。プロセッサ838および/または専用ハードウェア848は、テストパターンに対するフィードバック情報を比較し、補正用3DLUTを計算し、不揮発性メモリ842に補正用3DLUTを記憶してもよい。補正用3DLUTを用いて、プロセッサ838および/または専用ハードウェア848は、図3において表示される処理ステップの1つ以上を実行し、ハードウェアインタフェース846で受信されたデジタル画像データを画質合わせし、ディスプレイ装置上に表示するためのハードウェアインタフェースで修正されたデジタル画像データを出力してもよい。] 図3 図8
[0055] 本発明がその添付の図面に関連して実施形態に関して十分に記述されたが、様々な変更や修正が当業者にとって明らかになることは留意されるべきである。そのような変更や修正が、添付された請求項によって規定される本発明の範囲内に含まれていることは理解されるべきである。]
[0056] 506.画像スプリッタ
508.ディスプレイ
510.画像処理プロセッサ
514.センサ
604.テスト信号発生装置
606.内部画像処理]
权利要求:

請求項1
1つ以上のディスプレイ装置のそれぞれで画質合わせされた画面表示特性を自動的に生成するためのシステムであって、ディスプレイ装置に結合することができ、入力画像データから修正された出力画像データを生成する1つまたは複数の画像処理ロジックブロックと、各画像処理ロジックブロック内に設けられ、前記ディスプレイ装置から検出された1つ以上の画面表示特性を表わしたものを受信するフィードバック入力ポートとを備え、各画像処理ロジックブロックは、1つ以上のテストパターンを含む修正された出力画像データを生成し、1つ以上のテストパターンに応じて前記ディスプレイ装置から生成された1つ以上の画面表示特性を表わしたものを受信し、前記1つ以上の画面表示特性と前記1つ以上のテストパターンとの間の差に基づいて、補正用三次元のルックアップテーブル(3DLUT)を計算し、前記補正用3DLUTを用いて、修正された出力画像データを調整することを特徴とするシステム。
請求項2
更に、前記画像処理ロジックブロックの1つ以上に接続された1つ以上のテスト信号発生装置を備え、各テスト信号発生装置は前記1つ以上の画像処理ロジックブロックのための前記1つ以上のテストパターンを生成することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項3
前記入力画像データは、前記1つ以上のテストパターンを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項4
更に、前記1つ以上の画像処理ロジックブロックの各々に接続したディスプレイ装置を備え、前記画像処理ロジックブロックからの修正された出力画像データを表示することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項5
更に、前記画像処理ロジックブロックの各々に接続したセンサを備え、ディスプレイ装置の近傍にある各センサは、該ディスプレイ装置上のテストパターンを検出し、前記画像処理ロジックブロック内の前記フィードバック入力ポートに前記1つ以上の画面表示特性を表わしたものを提供することを特徴とする請求項4に記載のシステム。
請求項6
前記センサは、前記ディスプレイ装置に永続的に接続されていることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
請求項7
各画像処理ロジックブロックは、テストパターン検出工程を実行し、前記修正された出力画像データ内に1つ以上のテストパターンを見つけることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項8
更に、前記画像処理ロジックブロックに接続されたデジタルビデオソースをさらに備え、前記画像処理ロジックブロックの各々に前記入力画像データを提供することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項9
前記デジタルビデオソースは、画像スプリッタであることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
請求項10
前記デジタルビデオソースは、分配増幅器であることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
請求項11
1つ以上のテストパターンを含む修正された出力画像データは、フレームごとに生成されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項12
1つ以上のテストパターンを含む前記修正された出力画像データは、所定間隔で生成されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
請求項13
1つ以上のディスプレイ装置のそれぞれで画質合わせされた画面表示特性を自動的に生成する方法であって、前記1つ以上のディスプレイ装置のそれぞれに対して、入力画像データを受信するステップと、1つ以上のテストパターンを含む前記入力画像データから修正された出力画像データを生成するステップと、前記1つ以上のテストパターンに応じて前記ディスプレイ装置から検出された1つ以上の画面表示特性を表わしたものを受信するステップと、前記1つ以上の画面表示特性と前記1つ以上のテストパターンとの間の差に基づいて、補正用三次元ルックアップテーブル(3DLUT)を計算するステップと、前記補正用3DLUTを用いて、前記修正された出力画像データを調整するステップとを含むことを特徴とする方法。
請求項14
更に前記1つ以上のテストパターンを生成するステップと、前記入力画像データに前記1つ以上の生成されたテストパターンを挿入するステップとを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項15
前記入力画像データは、前記1つ以上のテストパターンを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項16
更に、ディスプレイ装置の近傍にセンサを配置するステップを含み、前記ディスプレイ装置上の前記テストパターンを検出し、前記1つ以上の画面表示特性を表わしたものを提供することを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項17
前記ディスプレイ装置に前記センサを永続的に接続することを特徴とする請求項16に記載の方法。
請求項18
更に、テストパターン検出処理を実行するステップをさらに含み、前記修正された出力画像データ内に1つ以上のテストパターンを見つけることを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項19
更に、デジタルビデオソースから前記入力画像データを提供するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項20
前記デジタルビデオソースは、画像スプリッタであることを特徴とする請求項19に記載の方法。
請求項21
前記デジタルビデオソースは、分配増幅器であることを特徴とする請求項19に記載の方法。
請求項22
更に、フレームごとに、1つ以上のテストパターンを含む前記修正された出力画像データを生成するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項23
更に、所定間隔で、1つ以上のテストパターンを含む前記修正された出力画像データを生成するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
請求項24
1つ以上のディスプレイ装置のそれぞれで画質合わせされた画面表示特性を自動的に生成するためのシステムであって、前記1つ以上のディスプレイ装置のそれぞれに対して、入力画像データを受信する手段と、1つ以上のテストパターンを含む前記入力画像データから修正された出力画像データを生成する手段と、前記1つ以上のテストパターンに応じて前記ディスプレイ装置から検出された1つ以上の画面表示特性を表わしたものを受信する手段と、前記1つ以上の画面表示特性と前記1つ以上のテストパターンとの間の差に基づいて補正用三次元ルックアップテーブル(3DLUT)を計算する手段と、前記補正用3DLUTを用いて、修正された出力画像データを調整するための手段とを備えることを特徴とするシステム。
請求項25
1つ以上のディスプレイ装置のそれぞれで画質合わせされた画面表示特性を自動的に生成するためのシステムであって、ディスプレイ装置に結合することができ、入力画像データから修正された出力画像データを生成する1つまたは複数の画像処理ロジックブロックと、各画像処理ロジックブロック内に設けられ前記ディスプレイ装置から検出された1つ以上の画面表示特性を表わしたものを受信するフィードバック入力ポートと、前記画像処理ロジックブロックからの修正された出力画像データを表示するため、前記1つ以上の画像処理ロジックブロックの各々に接続したディスプレイ装置と、各画像処理ロジックブロックに接続したセンサであって、前記ディスプレイ装置上のテストパターンを検出し、画像処理ロジックブロック内の前記フィードバック入力ポートに前記1つ以上の画面表示特性の表わしたものを提供するためのディスプレイ装置の近傍に設けたセンサと、前記画像処理ロジックブロックに前記入力画像データを提供するために各画像処理ロジックブロックに接続されたデジタルビデオソースとを備え、各画像処理ロジックブロックは、1つ以上のテストパターンを含む修正された出力画像データを生成し、1つ以上のテストパターンに応じて前記ディスプレイ装置から生成された1つ以上の画面表示特性を表わしたものを受信し、前記1つ以上の画面表示特性と前記1つ以上のテストパターンとの間の差に基づいて、補正用三次元ルックアップテーブル(3DLUT)を計算し、前記補正用3DLUTを用いて、修正された出力画像データを調整することを特徴とするシステム。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-05-12| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20110511 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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